当アプリの計算規約

算命学には、同じ生年月日でも取り方によって結果が変わる箇所があります。 このページでは、そうした分かれ道について本アプリがどの取り方を採っているかを公開しています。

他の取り方が存在する箇所には、それも併せて記しています。 お使いの流派と違う結果になった場合は、ここを照らし合わせてみてください。

蔵干の深浅取り

十大主星のうち中央星・東方星・西方星は地支の蔵干から求めます。どの蔵干を採るかで、命式そのものが変わります。

本アプリの取り方

節入りからの経過日数で、初元・中元・本元を切り替えます(深浅取り)。日数の区切りは原典の二十八元表に従い、経過日数は暦の境界と同じ日単位で数えます。命式画面には「節入りから何日目の層を採ったか」を添えているので、万年暦と二十八元表があれば手元で検算できます。

他の取り方

経過日数を見ずに常に本元を用いる取り方もあります。本アプリは以前これを採っていましたが、原典に日数の区切りが明記されている以上、そちらに従うべきと判断して切り替えました。

含端の確証度と撤退トリガー

上の日数の数え方で、節入り当日を1日目と数えるか0日目と数えるかによって、層の境界日に生まれた方の中央星が1日ぶんずれます。

本アプリの取り方

節入り当日を1日目として数えています。原典は「初元 9日」のように日数だけを与えていて、当日を含めるかは明示していません。当日を含めて9日間と読む解釈を採りました。この項目は根拠が弱く、確証度は「要調査」です。

他の取り方

節入りの翌日を1日目とする数え方もありえます。日ごとの対応表が確認でき、そちらが正しいと分かった時点で是正します。実装は小さな範囲に収まっているので、変更しても戻せます。

五行ラベル体系

同じ「五行分布」という言葉でも、何を五行に置き換えるかで見え方がまったく変わります。原典の中だけでも4つの体系が併存しています。

本アプリの取り方

陽占は人体星図の5つの主星を五行に置き換え、標準的な帰属(貫索星・石門星は木)を使います。陰占は三柱の干支6文字を五行に置き換えます。この2つは数える対象が違うため、混ぜずに別々に集計して併記しています。

他の取り方

原典には、貫索星・石門星を水とする五行気図という別の体系もあります。こちらは点数計算を伴う技法と結びついており、その算出方法が資料に残っていないため採用していません。

格法の入格条件・守護神の優先順位未確定

格法は流派によって入格の条件や判定の順序が最も分かれる領域で、守護神の取り方もそれに連動します。

本アプリの取り方

次のフェーズで確定する予定です。現時点では格と守護神を表示していません。決まり次第、採った取り方とその理由をこの項目に書き足します。

他の取り方

入格条件・判定順序・守護神の優先順位のいずれにも複数の流儀があります。実装する際は、どれを採ったかをここに明記します。

晩子時の扱い

23時台の生まれを翌日の日柱として扱うかどうかで、日柱と、そこから決まる星が動きます。

本アプリの取り方

本アプリは生年月日のみを扱い、生まれた時刻を取り込んでいません。そのためこの分岐は発生しません。

他の取り方

生時を扱う場合は、23時台を翌日とする流儀とその日のままとする流儀があります。生時に対応する際は、この項目に採った取り方を書きます。

暦の境界規約

立春や各月の節入りをまたぐ日に生まれた場合、その日をどちらの年・月に入れるかで年柱・月柱・大運が動きます。

本アプリの取り方

日本時間の日単位で判定します(節気の時刻を日本時間の日付に直し、その日付で帰属を決める)。年の始まりは立春です。年柱・月柱・大運のすべてが同じ基準を共有するので、境界日でも組み合わせが破綻しません。日単位なので、万年暦の日付があれば手元で確認できます。

他の取り方

冬至を年の始まりとする流儀もあります。また、節気の時刻まで見て時分で切る取り方もありますが、その基準は公刊されておらず外部から検証できないため採用していません。

大運の順行/逆行・起運年齢

大運を進める向きと、最初の大運が始まる年齢の求め方によって、大運全体がずれます。

本アプリの取り方

向きは年干の陰陽と性別で決めます(陽干の男性・陰干の女性は順行、それ以外は逆行)。起運年齢は、生まれた日から節入りまでの日数を3で割って四捨五入した満年齢です。生まれた時刻は使いません。

他の取り方

3で割った余りの扱いには、切り上げ・切り捨ての流儀もあります。また、生時を使ってより細かく求める取り方もありますが、本アプリは生時を扱わないため採用していません。

十二大従星の点数表の異版

十二大従星に割り当てる点数が違うと、生命エネルギーの合計値が変わります。

本アプリの取り方

天将星12・天禄星11・天南星10・天貴星9・天堂星8・天恍星7・天印星6・天庫星5・天胡星4・天報星3・天極星2・天馳星1 を使っています。原典の作例2件と一致することを確認しています。

他の取り方

細部の異なる点数表も流通しています。本アプリは原典の作例と一致する版を採りました。

「エネルギー」という語の指す対象

「エネルギー」という同じ言葉が、まったく別の2つの数値を指して使われています。桁も意味も違います。

本アプリの取り方

人体星図に出てくる3つの従星の合計(最大36)を「生命エネルギー」として表示しています。もう一方の、十干の点数を積み上げる体系(合計が200前後になるもの)は表示していません。その算出手順が資料のどこにも記載されておらず、数値から逆算して式を組み立てることはしない方針だからです。

他の取り方

鑑定ソフトが「エネルギー」として印字するのは後者の方です。同じ命式でも数値が大きく違って見えるのはこのためです。

位相法の出力範囲と併記規約

干支どうしの関係は、1つの組に複数が同時に成立します。どれを見せてどれを省くかで読みが変わります。

本アプリの取り方

比和・支合・半会・冲・害・自刑・生貴刑・庫気刑・旺気刑・干合・律音・納音・大半会・天剋地冲の14種を出し、同時に成立したものは省かずすべて並べます。並び順は地支どうし・天干どうし・干支まるごとの順で、優先順位の意味はありません。関係が1つも無い組は「該当なし」と表示します。

他の取り方

実装によっては、関係どうしの優先順位を決めて一部を表示しないものもあります。本アプリが省かないのは、どれを重く見るかは読み手の解釈に属すると考えるためです。なお「破」は、原典の対照表には現れるものの判別のルールがどこにも書かれていないため出していません。害についても、組み合わせだけを示し、資料によって記載が食い違う関連症状は出していません。

月運の月替わり

月運がどの日から次の月に移るかで、その月に割り当てられる干支が変わります。

本アプリの取り方

各月の節入り日の0時に切り替えます。1年の始まりは立春で、寅の月から丑の月までの12か月をひとまとまりとして扱います。月の干支は、命式の月柱とまったく同じ求め方(その年の干から導く方式)で出しています。

他の取り方

旧暦の朔日で月を切る流儀もあります。また、月運には注意していただきたい点があります。本アプリが参照している資料には月運の対照表がありません。大運と年運は資料の印字と1件ずつ突き合わせて確認していますが、月運はその照合ができないため、命式の月柱と同じ手順から導いていることをもって根拠としています。